6月20日公開の映画「マッドマックス 怒りのデスロード」で、EXILEのパフォーマーAKIRAが主人公の吹き替えに抜擢、映画ファンの大ブーイングとなった。
「都内スタジオで公開アフレコ会見に臨んだが、AKIRAは表情こそ真剣でしたが、右手をパンツの前ポケットに突っ込んだままセリフを読んでいましたね。また、『自分にはトム・ハーディほど渋さがない』と、自身が起用された理由をどこか疑問に感じているようなコメントもしていました」(映画ライター)
公開前から炎上騒ぎとなったケースは珍しいが、他にも「残念すぎる吹き替え」と呼ばれる黒歴史作品は数多い。
「伝説」の呼び声が高いのは、「タイタニック」でジャックを妻夫木聡が、ローズを竹内結子のコンビ。
「竹内は声優が本業ではないけれど、声の悪さが気になってストーリーに集中できないほどでした。ドラマで見ていて声が悪いと思ったことはなかったのですが、声だけになると全然ダメ。妻夫木もどう温かい目で見ても棒読みで、ヒドい芸能人吹替えの代表として伝説になってるのも納得です。苦情殺到で回線パンクしたのも当然でしたね」(前出・映画ライター)
「スターウォーズ」のルーク役を渡辺徹、レイア姫を大場久美子、ハン・ソロを松崎しげるが演じたテレビ初放映版は“笑撃作品”として今も語り継がれている。
「映画を観ている間、本人の顔がチラついてしょうがないほど、存在感のある吹き替えとなっていました。本人の名誉のために言うと、渡辺は放送当時は痩せていてイケメンでした。松崎はすでに黒かったですが(笑)」(映画プロデューサー)
TBSで放映された「プリティ・ウーマン」にも“醜逸”の声が聞かれる。
「リチャード・ギアが石田純一で、ジュリア・ロバーツが浅野ゆう子。当時、ドラマで二人が共演をしていて、それで吹き替えでも共演するのを放送前のバラエティ番組で宣伝しまくっていました。声のイメージが演じている俳優と全く合ってなくて気持ち悪いくらい浮いていた。思い出すと、いまだに寒気がします」(前出・映画プロデューサー)
AKIRAもついに「伝説」の仲間入りか!?