日本でメジャー開幕戦を迎えるドジャースが、いよいよやってくる。争奪戦が繰り広げられたチケットはすでにプラチナ化しており、「ビートルズを超えるのは間違いない」と、1966年のザ・ビートルズ来日公演以上の盛り上がりになる、との予想もある。
発売直後からチケットは転売が相次ぎ、「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」のサイトでは「不正転売が確認されたチケットについては無効とし、当該チケットでの入場をお断りすることがあります」と注意喚起している。また、転売サイト運営会社から出品者情報の開示を受けるなどして調査を進め、転売が判明した一部のチケットを無効とする措置をとっている。
そこで野球ファンの反感を買っているのは、泉ピン子である。「大谷のチケット、手に入るんです」と自慢げに語っているからだ。ピン子はチケットの入手先について「脅かして脅かして脅かした人間がいて。そうしたら手に入った」と芸能人特権をフル活用したことを明かし、「SS席でも上の方だったらどうしよう」などとあっけらかん。チケットを手に入れることができなかったファンは「フザけるな!」という気持ちしかないだろう。
スポンサー企業や関係者などへ、一定の入場券が割り当てられるとはいえ、どんなコネを使ったのか、それを堂々と人前で自慢するとは…。もう少し他人への配慮を考えられないものか。
チケットをめぐっては、元フジテレビアナウンサーの木佐彩子が「テレビ観戦する」と語っており、2002から2004年にドジャースでプレーした、夫で楽天の石井一久GMをもってしても「本当にチケットが取れない」と実情を明かしている。
「コネも実力のうち」とはいわれるものの、ことドジャースのプラチナチケットに関しては、運良く入手できたとしても、自慢はほどほどに。
(ケン高田)