五月場所での綱取りに期待がかかる大関・大の里が、4月13日深夜放送のスポーツ情報番組「すぽると!」(フジテレビ系)に生出演。千鳥を相手に相撲を取るなど、サービス精神旺盛な姿を見せたが、これが物議を醸すことに。
番組冒頭、ノブから横綱昇進について聞かれた大の里は、
「そう簡単になれる番付じゃないと思いますし、それに向けて近づけるように、稽古を積んで頑張りたいと思います」
この日はファン垂涎の内容で、佐久間みなみアナが「大の里のルーツを探る旅」と称して、中学と高校の6年間を過ごした「第二の故郷」新潟県糸魚川市を訪問。「中学の時に稽古で1日100番取った」などの怪物エピソードを紹介した。
23時45分にスタートした番組は、日付をまたいでも大の里の出演が続行。「1歩でも動かせたら千鳥の勝利」というルールで、千鳥と元ソフトバンク・和田毅氏も加わり、3人がかりで押すも、大の里は微動だにしなかった。さらに榎並大二郎アナを相手に強烈な突き押しを披露するなど、相撲の魅力を生で伝えていたが…。
今はちょうど春巡業の真っ最中。4月13日には千葉県で巡業があり、大の里は横綱・豊昇龍と7番、大関の琴櫻と5番取って会場を沸かせていた。「すぽると!」の生出演を終えたのは、深夜0時40分頃。4月14日は朝から東京・靖国神社で奉納大相撲が開催されることもあって、かなりの強行スケジュールとなった。
「大の里が千鳥の大ファンということで、今回の生出演が実現したそうですが、深夜の生放送ならば、せめて翌日がオフの日に設定してあげたかったですね」(相撲関係者)
案の定、視聴者からは「もう帰してあげて」「いつまで引っ張るんだ」との声が…。勝負の五月場所のためにも、睡眠時間はしっかり確保しないと。