フジテレビのバラエティ番組「ヨルタモリ」のなかで、タレントのタモリが作る一品料理が旨いと評判を呼んでいる。
これまでに番組内でタモリが作った料理は「鯖サンド」と「豆腐丼」の2品。共に放送後ネット上で話題となるや、自ら実際に料理を再現する人が現れたり、そのレシピをSNSで公開、多くの人たちにシェアされたりしている。
また、料理レシピのコミュニティサイトでおなじみ「クックパッド」にも“タモリのレシピ”なるカテゴリーが存在。世間の“タモリめし”への関心の高さが伺える。
そんな料理好きで知られるタモリが、中華料理を作る際に愛用している隠し味が「中華スープの素」だ。現在、市販されている中華スープの素はいくつかあるが、なかでもネット上で話題になったのが「味覇(ウェイパー)」という商品。「これを入れるだけで料理が旨くなる魔法の調味料」と絶賛され、それを使ったさまざまなレシピが紹介されたのだった。
ところが、この味覇にひと騒動が勃発した。
なんと味覇の供給先である廣記商行が、開発製造元である創味食品に無断で「味覇チューブタイプ」を販売。これにより両社の契約が完全解消されてしまったという。
このニュースに世の味覇ファンはガッカリ。「もう、あの味は二度と再現できないのか?」と肩を落とす者が続出した。
そんな矢先である。味覇の本家製造元である創味食品から、もともと業務用として販売していた「創味シャンタンDX」が一般向けに発売されることが決定した。
そもそも、創味シャンタンDXを一般販売向けブランドにしたのが味覇なので、当然中身は全く同じもの。これには巷の味覇ファンも喜んだのだった。
ちなみに、現在「味覇」の名前で販売されている商品は、これまでの味覇とは別物。本家本元の味を求めるなら「創味シャンタンDX」を選ぶことをオススメする。