芸能

田代まさしが出版イベントで「危険発言」連発!

20150402w

 去る3月18日、田代まさし(58)が、3年6カ月の刑期を終えて出所後、初めて公の場に姿を現した。漫画エッセイ本「マーシーの薬物リハビリ日記」(アース・スターエンターテイメント)出版記念イベントを都内で開催したのだ。禁止薬物所持で2度逮捕され、出所2年後に別の薬物所持で逮捕。再び実刑判決を受けて下獄した男は何を語ったのか。

「多くの方を傷つけてしまったことをおわびします」

 そうイベント前の会見で語った田代。が、若干ロレツが怪しい気が‥‥。それを記者に突っ込まれると、

「クスリをやってるほうが、僕は滑舌よくなるし、手の震えが止まります(だから今はやっていない)」

 と釈明。記者が「転落」の始まりとなった、私鉄駅構内での盗撮事件(2000年)の際の「ミニにタコ」釈明会見にかけて「今の気持ちをダジャレで」と質問すると、

「まだ言いますか。もうそんな言葉は耳にタコです」

 と両耳をふさぐ。そんな田代は出所後、薬物依存症更生施設「日本ダルク」に入寮。今は通いでスタッフとして働いているが、ダルクの近藤恒夫代表に出所直後にごちそうされた、しゃぶしゃぶに触れ、懐かしそうにこうも語った。

「その(しゃぶしゃぶの)味が忘れられない」

 会見が終わりイベントに移ると、田代は紫色のサングラスをつけて登場。「笑いをとるモード」に移ったようで、まずは自筆の「薬」という字をプロジェクターに大写しにして、

「薬っていう字は中に『楽』って字が入ってる。薬って、楽しいのよ、楽なの。だから使っちゃうんだよ!」

 観客が戸惑うのもかまわず、さらにこう続けた。

「ASKAさんが逮捕された時、(知人に)『今なら佐村河内さん作曲で、チャゲ&マーシーでデビューしたら売れる』と言われた」

「盗撮系AVレーベルに勝手にキャラクターにされていたり『マーシーおすすめ』とか書かれていた」

 そしてミニスカ事件については、今度は饒舌にこんなふうに振り返るのだ。

「いまだにミニスカートの女の人を見るとドキドキする。あの時はクスリやってない“シラフ”の時だったから、これは性癖だね」

 途中、口内に含む薬物検出キットをシャブってみせて反応が出ないことを観客に見せつけると、

「STAP細胞ではないですが(薬物中毒からの)回復はありまぁす!」

 休憩後の第2部では、ここから登場したインタビュアーの吉田豪氏に、「(ラッツ&スター時代に)靴墨を顔に塗るのは田代さんが考えたんですよね」と振られると、待ってましたとばかりに、こう即答した。

「そうです。靴墨を塗って、リーダーの顔にも泥を塗ってしまった。(鈴木雅之は)男気があって顔も大きいけど心も大きい」

 時間が遅く感じる刑務所内で、暇つぶしに考えたという「ギャグ」も次々披露。

「“ぺディグリーチャムがおいしくなりました”って誰が食べたんだよ!」

「JALはジャパンエアーラインの略でANAはオールニッポンエアーの略。なぜANAは最後がラインじゃない? ANAL(アナル)になっちゃうから!」

 会場のウケはいまひとつだ。

「桃屋の『ごはんですよ』は御飯じゃないだろ!」

 と叫んだ時には、吉田氏から「それ、前(08年の復帰時)に聞きました」と突っ込まれていた。

 もっとも、今回の新著では刑務所でオナニーすることを「アタリ」と呼び、同房の囚人仲間に断って房内のトイレでアタリにふけることなど「塀の中の知られざる実態」にも触れられており、なかなか興味深い。

 薬物中毒者の間では、薬に再び手を出すことを「スベる」と呼ぶこともイベントで明かしていた田代。会場ではスベり気味だったが、薬物に関してはもうスベらないでほしいものだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論