さる知人が明かす。
「仲間内でヤッバイぞ~って言ってたんだよ。初めに噂を聞いたのは8月頃だったかな。マーシーにオンナができたってさ。しかも、相手は一緒にクスリで捕まったのと同じだっていうから、再婚するってなりゃ元の木阿弥だろう」
2010年に3度目の逮捕となった田代まさし(62)。その後、二度目のムショ暮らしは3年余りとなったが、14年に出所してからは薬物更生施設DARCに通う日々を送っている。更生施設関係者がコッソリ打ち明ける。
「出所直後は千葉や北海道など人里離れた治療施設に身を隠していたこともあったが、現在は都内に居住し、講演などイベントがある時以外は施設に通っています。以前は打ち解けた様子ではなかったが、最近はだいぶ落ち着いてきたのか、暮れのクリスマス会の余興では施設仲間とともに、かつての歌手として活動していた頃のように、顔を黒塗りしてクリスマスソングを披露してくれました」
同施設には昨年、危険ドラッグ使用・所持で再逮捕された酒井法子の元夫・高相祐一氏も新たに加わったという。施設に通う患者たちは、毎日午前と午後にグループミーティングへの参加が義務となるが、田代も今年から参加している。参加者の一人が最近の田代の様子を明かす。
「ミーティングでは一人ずつ順繰りに話をするんだけど、マーシーの話はいつもバカ話ばかりだから他の患者より断然おもしろいんだよ。2~3週前には、引っ越しの準備をしてたら長嶋茂雄のサイン入りジャンパーが出てきたとか言ってたよ。あと志村けんの留守電はキョンキョンの声だとか教えてくれた」
ふだんの会話にも得意のダジャレまで飛び出すというから、回復は順調のようだ。
「相手が誰かはわからないが、最近、女から金を無心されているとも話してたよ。もっとも、マーシーは施設のスタッフとして給料をもらっているけど、せいぜい15万~16万円。自分の生活だけで、とても女にあげる余裕はないと思うけどね」(前出・参加者)
10年の逮捕時に一緒に逮捕された当時の交際相手とヨリが戻ったとなれば、スワッ一大事。そこで田代本人を直撃すると、
「いろんな人から言われるけど勘弁して。やっと前の奥さんと会えるようになったんだから」
と復縁を否定。再び知人が心配げに語る。
「何度も失敗を見ているけど順調に回復してそうに見えても、どんなきっかけで元に戻るかわからないのがドラッグの本当に怖いところなんだ」
耳にタコ、この言葉が田代に届くことを切に願う。