社会

春風邪の特効薬は「諸外国では常識」のコーラがいい!

20150405harukaze

 季節の変わり目は、よく風邪をひきやすい。特に三寒四温、寒暖差の大きい春の風邪は俳句の季語や題目にも使われているほど毎年お馴染みの厄介な病気でもある。しかも風邪には決め手となる有効な治療法はない。しかし、欧米をはじめとする諸外国にユニークな治療法があった。風邪を引いたらコーラを飲めというのだ!

“スカッと爽やかな炭酸飲料水”というのがコーラに対する一般的なイメージではないだろうか。ところが、諸外国では風邪の特効薬としてコーラを飲むことは“常識”だというのだ。

 海外事情に詳しい(有)地球フォーラムの嶋村孝社長が言う。

「フランスでは”お腹にくる風邪を患った際にはコーラを飲めばいい”と言われている。裏付けるようにウェブサイト『フランス生活情報フランスニュースダイジェスト』には『脱水症状を防ぐために水分を多く摂ること。そして糖・塩分の含まれた飲み物を多く摂ること』とあり、糖分を含んだコーラが当てはまる。またホットコーラは中国ではポピュラーな風邪の民間療法だし、ノルウェー人ほぼ全員が『体調が悪い時にはコーラを飲む』と答える。コーラの効能については、フランス、ドイツ、スペイン、アメリカで、医師が実際に薦めているほどです」

 理由はそもそもコーラの由来自体にあるようだ。アメリカの文化と歴史を研究しているジェームズ・野口・晃子さんが言う。

「コカ・コーラはアメリカのジョージア州アトランタの薬剤師のジョン・ペンバートンによって開発された風邪薬だったし、ペプシコーラもノースカロライナ州に住む薬剤師ブラッドハムが、胃腸薬の調合にあたり、口当たりを良くしようとして、砂糖や炭酸などを混ぜ合わせていくうち偶然できあがったのだといい、そのペプシという名前も『消化酵素ペプシン』に由来している」

 ペプシもコカ・コーラも配合はトップシークレットになっているが、漏れ伝わるところによれば、成分はカフェイン、ライムジュース、砂糖、カラメル、ナツメグ、レモン、オレンジ、コリアンダー、シナモン、バニラ、ネロリ、少量のアルコールと言われており、風邪に効きそうでもある。

 我が国でも自身のブログで「風邪をひいたらコーラを飲もう!」と公開している「ライフエイドカイロプラクティック」(東京・大田区)の松永大輔院長のような方もいるなど、コーラの効果は浸透しているようだ。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」