吉田は劇団関係者との飲みの席では、別の一面も見せている。
「羊ちゃんはテレビのトーク番組で『恋人がSならMに、MならSに、どちらでも合わせます』と話してましたが、それは宴席でも同じ。朝まで飲み続けるタイプなんですが、『帰るわ』と言いだしたヤツを止めるのがうまい。その相手に合わせ、『えっ、ウソ~』と甘えるトーンが効果的なのか、『もう1杯だけね』と強引に注文しちゃうのがいいのか、瞬時に判断している。そのくせ、自分の都合が悪い時は『じゃね~』と笑ってパッと消えますね(笑)」
昨年11月に放送された「さんまのまんま」(フジテレビ系)では、明石家さんま(59)に「私生活はS、夜はMになるタイプ」と見抜かれ、こんな一幕も。
さんま ブラとパンツ、そろえないタイプでしょ。
吉田 それよりも素材重視。
さんま やっぱりな~。
吉田 えっ!?
さんま 彼氏に見せても恥ずかしくないようにというか、もう一歩、先がない。
吉田 ノンノン。そういう時はそろえますよ!
さんまに「幸せになれないタイプ」と断言されてしまった吉田の過去の恋愛遍歴は、今年2月に笑福亭鶴瓶(63)の「A-Studio」(日本テレビ系)で打ち明けていた。
鶴瓶 年下が好きやと?
吉田 まあ幅広く、ストライクゾーンはかなり広げました。年下の方とおつきあいすることが多かった。
鶴瓶 どのくらい下?
吉田 いちばん大きかったのは8歳下ですかね。
この会話のあと、20代の頃に一度だけ、「明日にでも籍を入れたい」とプロポーズされたことも告白。「仕事が一番で、なかなかそういう気持ちになれなくてお別れしました」と語っていた。
「さんまも鶴瓶も、吉田の魅力にゾッコンになった。『HERO』で共演したキムタクは『ヨウちゃん』と呼んでかわいがっています」(芸能担当記者)
劇団関係者が言う。
「羊ちゃんは、女優で成功するまで結婚を封印し続けると思う。理由の一つは、泣く泣く断ったプロポーズ相手。もう一つが、01年に旗揚げした劇団メンバーへの不義理。仲間が『こんな大事な時期に何も言わずに去るんだ』という思いの中、最後は『卒業』と受け取るも、辞めたい理由を告げずに今のマネージャーと独立してしまったことを後悔している。それに報いるのは女優として代表作を残すこと、と決めているようだ。年下好きというのも、相手から『結婚』という言葉を聞きたくないからかも。あと、羊ちゃんの最愛の父親は牧師だけに、不貞行為はご法度ですしね。クリスチャンの羊ちゃんは、食事の前も手を合わせるのではなく、軽く両手を握りますよ」