昨年、ワールドシリーズに出場したレンジャーズの上原浩治(36)と建山義紀(36)の同級生コンビは、そろってトレード要員に。昨シーズン途中にオリオールズから移籍してきた上原は、
「プレーオフでの3試合連続被弾が決定的でした。あれで首脳陣の信頼を失った。古巣への出戻りトレード説も報じられました。球団は現在、中継ぎ投手をいろいろ集めているところ。ツインズの抑えだったネイサンが移籍してきて、抑えのフェリースが先発転向の予定ですが、ダルビッシュが来たらまた抑えに戻すかもしれない。リリーフが増えることになり、上原ははじき出されやすいポジションにいます」(スポーツ紙デスク)
一方の建山は、
「ボーダーライン上にいますが、残す価値があるかどうか、上原よりさらに危ない状態」(前出・米在住ジャーナリスト)
右肘を手術してリハビリ中のレッドソックス・松坂も首が寒い。
「今季が6年契約の最終年。このままでは来季の契約延長はない見込みです。とにかく早く復帰して、投げられる姿を見せないと話になりません。松坂が受けた(腱を移植する)、通称トミー・ジョン手術は術後、逆に球速がアップする場合もありますから、もしそうなれば評価が上がるかもしれませんが。でなければ、半額程度の年俸で他球団に買い叩かれるでしょう」
そんな中、比較的高評価を得ているのは、オリオールズと2年総額815万ドル(約6億4000万円)で契約した和田毅(30)。こちらはソフトバンク時代の年俸3億3000万円とほぼ同じだ。
オリオールズは昨季のチーム防御率がメジャー最下位の4・89。制球力のいい和田は「先発ローテーションに入れる球団」を最重要条件に掲げ、あえてメジャー最弱投手陣チームを選んだのだ。だが、その入団の経緯を「残念だった」と言うのは、前出のメジャー関係者だ。
「FA交渉の時期が早すぎましたね。ダルビッシュのポスティング終了まで待てば、ダルを獲り損ねた球団には資金が豊富に余っているわけですから、3年契約とか。もっといいオファーが来たと思います」
いわば作戦ミスであり、逆に言えば、買い叩かれたようなものだとも‥‥。
WBCで世界一になったのは、もはや過去の話。土下座で頼み込まないと契約してもらえない日本人選手市場は、何とも情けないウラ話の豊庫なのだ。
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