薄毛が進行するひとつの理由として、髪の洗い方があるのをご存じだろうか。頭皮を傷つけるようなシャンプーのしかたや、洗い残しがあることで、髪の毛は大きなダメージを受けてしまうのだ。
では、正しいシャンプーの方法とはどんなものなのだろうか。頭皮を守るシャンプーの方法を紹介しよう。
【1】シャンプー前にホコリを落とす
シャンプーで髪の汚れを落としやすくするためには、あらかじめ髪のホコリを払っておくことが大切。軽くブラシをかけるなどしてから髪を洗おう。
【2】シャンプーは界面活性剤に注意
多くのシャンプーは、その成分のほとんどが水分と界面活性剤となっている。この界面活性剤は洗浄力は強いのだが、頭皮には刺激が強く、痛めてしまう可能性がある。
界面活性剤にはいろいろな種類があるが、成分表を見たときに、特に「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」とあるものは刺激が強いので注意が必要。一方、「レシチン」「サポニン」などの天然の界面活性剤や、「ベタイン」「ココイル」「ココアンホ」「ラウロイル」といったベタイン系界面活性剤と呼ばれるものは、刺激が弱いのでオススメだ。
【3】シャンプーの前にお湯で頭を洗う
シャワーはぬるめの温度にして、シャンプー前に一度お湯で頭を洗って汚れを落とそう。そうすることでシャンプーで汚れが落としやすくなる。
【4】シャンプーは地肌に直接つけない
シャンプーは必ず手にとり、軽く泡立ててから髪につけること。直接つけると頭皮への刺激が強すぎるので気を付けたい。
【5】指の腹でマッサージをする
シャンプー時には地肌に爪を立てず、指の腹で優しく頭皮をマッサージしよう。頭全体を揉むようにして洗うことで頭皮の血行も良くなり、しっかりした髪になる。
【6】洗い残しがないように洗い流す
洗い流すときもしっかり頭皮をマッサージしながら、シャンプーの成分が残らないように気を付けよう。
また、リンスをする際にも頭皮にはつけず、手髪の毛だけにつけ、しっかり洗い流すことが大切だ。これらのシャンプー習慣を守って、元気な髪を守っていこう。