ところで今季は「内憂」ゆえか、これまでのような「爆笑キヨシ語録」がほとんど飛び出さなくなった。
「おもしろいことを言わなくなったのは、それだけ必死だからですよ」
こう話すのは、球団関係者である。
「巨人・原辰徳監督(56)がインフルエンザにかかった際、『(先にかかっていた)川相ヘッドがうつしたんじゃないの』と大ハシャギでコメント。そのあとに7連敗した。以降、神妙なコメントを発するようになりました。7連敗がお灸になったんでしょう。それと、今季は20勝一番乗りとか監督通算200勝とか、話題になる記録がついている。だから、よけいなリップサービスをする必要もない」
5月13日の試合後、私服に着替えてウイニングボールを突っ込んだズボンのポケットを膨らませ、「タマが3つになってるだろ」と笑いを取ったのは、通算200勝達成のうれしさゆえの特別サービスだったのかも。
「中畑監督は試合後にちょくちょく、息子が経営する飲食店に顔を出し、客と一緒に写真を撮ったり、キャンプ中にやっていた『のど自慢』で盛り上がったり。それが一種のストレス解消にもなっているようです。もし優勝したら、同じキヨシつながりで親交のある前川清(66)とコンサートをやろう、と約束もしている。モチベーションの一つですよ」(スポーツ紙デスク)
トラブルを抱えていても、やはり「絶好調」のままでいるのが似合っている‥‥。