好感度ランキングでは常に上位に名前があがるベッキー(31)。都内の町角に貼り出された「春の全国交通安全運動」のポスターには笑顔のベッキーがいたのだが、その素行には問題も多いようで──。
5月11日から20日にわたって行われた「春の全国交通安全運動」のイメージキャラクターに起用されたベッキー。警視庁総務課の担当者は、その理由をこう説明した。
「真面目で努力家、笑顔からあふれ出るさわやかさが新緑の季節のイメージにもぴったりということでオファーを出しました」
ベッキーは自他ともに認める運転好きで「交通」とのゆかりは深い。GW明けの5月中旬にもみずからハンドルを握り、トリンドル玲奈(23)らハーフタレントを引き連れ、3人で千葉の九十九里浜に出かけている。
3人はこの時の写真をネットに公開。そこには、焼きハマグリの殻を頭に掲げて、満面の笑顔を浮かべるベッキーの姿があり、つかの間の休日に、後輩と一緒に海鮮ドライブを満喫した様子が伝わってくる。
面倒見のいい優等生キャラとして、バラエティ番組やCMに多数出演するベッキー。「春の全国交通安全運動」のイメージキャラクター起用も一般的には違和感のないことだろう。
最近は「ハーフ会」を結成するなど、芸能界のハーフタレントを束ねているのだが、あるテレビスタッフはベッキーの女帝ぶりをこう明かした。
「収録中に共演していた事務所の後輩に話題が集まったことに腹を立て、休憩中その後輩に『あなたが出られているのは、私のおかげなのよ』とひと言。新人タレントやADに対しては高圧的な態度を取る一方で、大御所やテレビ局の重役には態度を一変させて、すり寄っています」
しかし、何より芸能界にとどまらず問題視されているのは他でもない“ブラックすぎる”運転マナーだ。
お互いが親友と公言し合う上戸彩(29)は、ベッキーが運転する車に同乗したことがある。10年2月に「NEXCO中日本」のイベントに出演した際に、
「私自身は安全運転なほうです。けっこうビビリなんで」
と前置きをしたうえで、ベッキーの暴走ぶりをこう暴露した。
「でも友人には運転好きが多いんです。ベッキーもそうですし。ベッキーは運転している姿が男前で格好いい。マニュアルでガチャガチャって、何て言うかオラオラ系なんですよね」
ベッキー本人も、
「車のカスタムにはかなりこだわって、お金と時間を費やしている」
と周囲に自慢気に話しているという。その愛車については、こんな目撃談がある。
「SUV車の黒色のホンダCR-Vに乗っていた時は、ボディにラメが入っていて、内装はピンクが基調。土足厳禁がルールの完璧なヤンキー仕様でしたね」(芸能記者)
神奈川県にある実家に愛車を運転して帰宅するベッキー。しかし、神奈川県警の交通課では、本名の「レベッカ・英里・レイボーン」が“悪名”としてとどろいているという。
「車の運転が荒くて、スピード違反や駐車違反で反則切符を切られたことは2度や3度ではない。しかも『何で私だけなのよ! 他にもいるじゃない! あなたたち、ちゃんと仕事しなさいよ』と警察に食ってかかることもあったといいます」(神奈川県警関係者)
交通違反の常習者のベッキーを「春の全国交通安全運動」のポスターに起用してしまった警視庁。管轄外のことだけに“品行”までは伝わっていなかったのだろうか‥‥。冒頭の警視庁の見解はこう続いた。
「ベッキーさんは、バラエティ番組、CMにも多数出演し、マルチなタレント活動をしており、さわやかで明るい性格から老若男女を問わず人気がある」
天下の警視庁でもベッキーの“ウラ素顔”は知らなかったようである。