片岡愛之助との破局をテレビカメラの前で涙ながらに否定した「崖っぷちアイドル」の熊切あさ美。今後は、破局に至る交際の日々を暴露するのではとの予想もあるが、チェキッ娘時代から熊切をウォッチしてきたテレビ誌ライターは、その見方を否定する。
「熊切が17年も芸能生活を続けてこれたのは、そのバランス感覚の良さにあります。崖っぷちに立ちつつ、落ちるギリギリで踏ん張れるんですね。過去にも仙台で水商売をやっていたり、2007年にはプロ野球選手と交際して破局したりと、エピソードには事欠きませんが、毎回復活を果たしています。今回の愛之助との破局劇も、次へのステップにと昇華するんじゃないでしょうか」
1998年にチェキッ娘のメンバーとしてデビューした熊切。2010年には暴露本を出すのではとの憶測が持ち上がったが、自らブログできっぱりと否定したこともある。今回も同様に、暴露ネタでの延命は考えていなそうだ。
「彼女は努力家ですよ。2006年にはテレビ番組の企画でウエストを14センチも減らす過酷なダイエットに成功。2007年には未経験者から3カ月猛特訓して、プロ雀士の資格を取得しています。今でも加圧トレーニングを欠かさず、34歳にして細身の体型を維持。だから恋多き女でいられるのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
そんな努力家の一面は、愛之助との交際でも発揮されていた。友人たちと一緒に「愛之助を応援する会」を立ち上げ、公演チケットを100枚近くも購入していたのだ。また、周りからは付け焼刃と非難されつつも、愛之助のために手料理を作る様子もアピール。実際、こういう積極的な姿が功を奏することもあるようだ。
「熊切は挨拶もできるし気配りもできるので業界ウケがいいんです。演技ではセクシーシーンやおちゃらけもいとわないので、現場でも重宝されます。愛之助と出会ったキッカケは映画『歌舞伎町はいすくーる』での共演ですが、セクシー教師役の熊切に、愛之助が好意をいだいたんでしょうね」(前出・テレビ誌ライター)
いまは破局騒動という「崖っぷち」で注目されているが、いずれはその崖を降りて、次のターゲットを探しに行くのだろうか。チェキッ娘としてデビューした時の同期生は全員、すでに結婚している。今度は「チェキッ娘最後の売れ残りが結婚」というネタでのブレイクを、虎視眈々と狙っていそうだ。