6月6日、「AKB48第7回選抜総選挙」の開票イベントをフジテレビが生中継した。しかし前半、メンバーのスピーチをほとんど中継せず、CMやスタジオでのトークを優先させたことなどにファンから批判の声が殺到している。
「去年まではメンバー登場からスピーチまでを、スカパーが完全生中継していたため、初心者向けの解説や大量のCMが入るフジテレビ中継とは視聴者の住み分けが出来ていました。しかし今年は、フジがなんとしても視聴率を取りたいからなのか独占放送を推し進め、スカパーの中継は19時で打ち切られた。過去に行われていた映画館での生中継もないため、ファンは19時からフジテレビを観るという選択肢しかなかったのです」(テレビ誌ライター)
今年はスカパーが最後まで放送しなかったことで、在宅ファンの視聴がフジテレビに集中。結果、構成に納得できないファンの批判が殺到してしまったようだ。ほかにも、AKB総選挙特番でMCを務めた宮根誠司の適当ぶりが目立っていたという。
「フジのAKB総選挙特番でMCを務めている宮根は毎年、AKB情報の記された分厚いファイルをスタジオに持ち込み『僕こんなに勉強したんですよ~』とアピールすることを忘れません。にもかかわらず、いつも知識の浅さを露呈しています。今年は『ぱるる(島崎遥香)が1位になったら卒業するらしい』と不確かな情報を我が物顔で披露。しかし今年はまだ1位の可能性が低い島崎の名をあげたことでスタジオは『え?』っとおかしな空気になりました。その後、宮根は『あれ、ぱるるじゃない? まゆゆ(渡辺麻友)だっけ? どっちだ』とアイドルの名前がわからなくなりグダグダに。共演者からも『勉強したんじゃないんですか?』と突っ込まれるなど、彼の知ったかぶりに失笑が漏れました」(アイドル誌ライター)
来年もフジテレビが独占中継するとなると、ますますAKBファンからのバッシングは強まりそうだ。