かつての黄金センターも今は鬱陶しい存在に? 今年で8回目を数えるAKB48グループの選抜総選挙の開票イベントが6月18日に開催予定。初の新潟開催となる今年は、昨年、開票イベントが行われた福岡同様、すでに新潟市内のホテルが予約困難な状態になるなど、例年どおりの盛り上がりが期待できそうだ。
投票券付きのAKB48の44thシングル「翼はいらない」の発売も6月1日に控え、AKBならびにSKE48やNMB48などの姉妹グループのファンたちも徐々に臨戦態勢に入っている。ところが、かつての総選挙覇者である“偉大な先輩”の余計なひと言がムードに水を差したと批判を浴びている。
その発言の主は、第2、4回の選抜総選挙で1位に輝いた元AKB48の大島優子。大島は12日に行われた自身の主演舞台の囲み取材で選抜総選挙についてのコメントを求められると、「8回目なので、いよいよダレてくるんじゃないですか?なんか全体的に」と言い放ったのだ。
「舞台共演者の鈴木浩介から『ダメでしょ!』とツッコミを受けたことで、『たかみな(高橋みなみ)が卒業してからの総選挙だから、ここでセンターが決まるのは大きな出来事だと思う』と最終的には真面目なコメントを返していましたが、時すでに遅し。外部からもマンネリの声はチラホラ出ているのも事実ですが、ファンたちはそれを気にしないように気持ちを高めている最中です。それを元メンバーが水を差しては元も子もない」(エンタメ誌ライター)
この発言を聞いたAKBファンは「卒業したらどーでもいいわけね」「なんか士気下がったわ」「もはや老害か」「自分が参加する立場なら絶対そんなこと言わなかったはず」と、不満を爆発させている。
「予想外の言動は大島の武器でもあります。自身の卒業公演では、高橋から『卒業したら戦友じゃなくて、親友になってください』と真面目なトーンで言われ、それに『嫌ですぅ~』とまさかの拒否で笑いを誘うなど、天真爛漫なキャラに魅力を感じるファンも多かった。しかし、今回の発言はファンからしたら少しも笑えない」(前出・エンタメ誌ライター)
世間からも13年の「NHK紅白歌合戦」でAKB卒業を宣言、大御所・北島三郎のラスト紅白を“破壊”して以降、空気が読めないキャラとして認知されているだけに、ちょっとした“本音”が芸能活動に支障をきたしかねない。
(田中康)