この夏、スペシャルドラマ「陰陽師」(テレビ朝日系)にて、堂本光一が時代劇に挑むことが発表された。東山紀之、滝沢秀明など“ジャニーズの本流”といえるメンバーはすでにテレビで時代劇に出演しているが、意外なことに光一は今回が初めて。会見でも、「衣装もカツラも慣れず、正直大変」と語っている。
光一が演じる源博雅は感情を表に出すタイプで、これまでに杉本哲太や伊藤英明が演じてきた。感情を押し殺したクールな役どころが多かった光一が“熱い男”を演じるのは珍しい。しかも、主人公ではなく“二番手”なのだ。
「主役は市川染五郎が演じる安倍晴明で、源博雅は晴明の相棒。今夏のドラマはジャニーズ休養期間と言えるくらいジャニーズ主演作が見当たりません。『HEAT』(フジテレビ系)に稲垣吾郎が出演しますが、これも脇役ですからね。ですが、ジャニーズ事務所が二番手三番手の出演を受けているのは、主役を食うほどの役どころだと確信しているから。所属タレントが役者として“育った”という自信の表れと言えるでしょう」(芸能プロ関係者)
光一が演じる“二番手の熱い男”がどれだけ主役を食うか、注目だ。
(石井直秀)