禁断の言葉を連呼していたのは、現在フリーで活躍する2代目・高島彩アナ(36)だ。
「月曜日はアヤマン(アヤパン・マンデーの略)ということで、『アヤマン、コーレイ(アヤマン恒例)』という掛け声を出していた。本人も演出を理解していて、わざとそう聞こえるように発言していました。また、女優の山口紗弥加さんが来た時には、胸を揉まれて、『彩さんってAカップですか?』と聞かれ、『違います!』と返答。まるで女子校をのぞいているようで興奮しました」(女子アナウオッチャー・丸山氏)
先輩アナからイジラレたのは、5代目の松村未央アナ(28)。初回のゲストとして、「パン枠」の先輩である生野アナと加藤アナが訪れた。
松村アナの同期が暴露話を披露するコーナーで、
〈眠いと「ミオ、おねむなの~」と甘える〉
というネタを公開されると、先輩アナたちから「この場で見たい」と命令される。松村アナが実践すると、生野アナが、
「かわいいねぇ~」
とほめ殺し。間髪いれず、加藤アナが冷めた口調で、
「はい、おなかいっぱい」
と嫌みのコンビネーションを見せたのだ。芸能評論家・織田氏が振り返る。
「そのあとも2人そろって『同期から下ネタ好きって言われているけど、どうなの?』と容赦ない攻撃を繰り返していた。番組の最後に松村アナは『全然リハーサルと違いました』とポツリ。その茫然とした顔は、ハードなプレイの事後のようでしたね」
歴代アナ史上、最大で見せたのは、8代目の三上真奈アナ(26)である。
芸人の鳥居みゆきがゲストの回では、胸元がざっくりと開いたトップスを着て登場。前かがみの姿勢になるたびに豊満な胸の谷間がチラチラと見えていた。
「毎回のように胸チラなどが当たり前。スカートの短さも歴代トップでしたが、その辺が下品過ぎたのか、人気は出なかった」(織田氏)
それに比べて7代目の三田友梨佳アナ(28)は、見せる部分も少なく、暴露トークもなかったため、人気凋落の“戦犯”扱いされている。
「アイドルグループの『フェアリーズ』とダンスした時に、美脚がいちばんキレイだったくらいで、それ以外の回はほとんど記憶に残っていません。新人アナに無難なトークをされても誰も興味がない」(織田氏)
一方、初代の千野アナは「チノパン」で知名度を上げて人気アナになると、入社からわずか5年でフリーに転身している。だが、13年1月に静岡県沼津市のホテル駐車場で、自動車を運転中に男性をはねて死亡事故を起こしてしまった。彼女を知る芸能関係者が現在の様子を語る。
「もともと目立ちたがり屋でしたが、事故のあとは人前に出るのを嫌がり、芸能活動を休止しています。4月に双子の息子を名門私立小学校に入学させ、教育にのめり込んでいるようです」
人気アナを輩出してきた番組に幕が下り、初々しい「◯◯パン」アナが誕生しないのは、寂しいかぎり。シリーズの復活を大いに期待したい。