8月8日に公開される映画「この国の空」(ファントム・フィルム、KATSU-do)で魅せてくれるのは、新進演技派女優の二階堂ふみ(20)。昨年にも写真集「月刊 二階堂ふみ」(朝日出版社)でヒップが露わになった姿を出し惜しみしなかったが、映像での解禁は実に生々しい。
というのも、そのシーンが強烈なのだ。妻子持ちの男と関係した直後、二階堂が一糸まとわぬ姿のまま庭の水場で血に染まったカラダを清めるのだが、座っていた体勢から立ち上がると圧巻のヒップが目の前に飛び込んでくるのである。
試写で作品を観た、映画評論家の秋本鉄次氏が語る。
「昨年公開された映画『私の男』(日活)でも絡みのシーンを演じていますが、“まだまだ幼いな”という印象でした。ところが、20歳になると成人女性のカラダへとみごとに進化。短期間で女性はこんなにも成長を遂げるものなのか‥‥。胸はまだ発展途上ですが、『ヒップ美人』では第一線に躍り出た。役どころの戦時中の女性をリアルに表現できていて、平成生まれの彼女から昭和の艶っぽさを感じました」
うれしいことに、“女優魂”旺盛な二階堂は今後も出し惜しみしないようだ。
「同年代の女優が注目されれば、『私のほうがすごいのに』とライバル心を燃やすほど女優として自信家なうえ、人からやらされるのが大嫌い。だから自己プロデュース力にもたけていて、『ヒップなんて別に平気だから』と常々、監督やキャスティング関係者には伝えているほどですからね」(広告代理店関係者)
演技力も高い彼女の大胆演技に、今後も期待するばかりである。