6月23日発売のファッション誌「GINGER」8月号で、女優の香里奈が表紙を飾った。特集記事では「“新しい香里奈”への挑戦」と題し、ヘアスタイルもそれまでのブラウン系からダークカラーに変貌している。
香里奈といえば、昨年3月に「フライデー」が“おっぴろげ写真”を掲載。お下劣なイメージがついたことで、「好きなモデルランキング」で圏外に転落するなど、最近は一部のファッションショーに出演した以外、実質「干された」状態となっていた。
「あの一件で香里奈さんはCMをすべて失い、その間、精神的にも不安定になり、地獄のような日々を送っていたといいます。彼女を見たファッション関係者によれば、ゲッソリとやせていて、かつてのオーラはまったくなくなっていたそうです。あれだけの写真ですからイメージ回復には時間がかかると思いますが、彼女のイメチェンヘアには、ネット上で絶賛の声が多くみられ、再起に向けた第1歩としては上々だと思います」(出版関係者)
しかし、テレビ関係者は「本当の地獄はこれから」と言ってこう続ける。
「ファッション誌のモデルだけならこのままやっていけそうですが、ドラマの番宣やバラエティ出演となると、あの写真について触れざるをえません。復帰した矢口真里はいまだに針のムシロ状態が続いていますが、彼女の場合は“スキャンダルの頂点”のような不貞行為なので立ち位置はわかりやすい。同じ下半身スキャンダルでも、香里奈の場合は本人が悪いことをしたわけではないですから、単に本人が恥ずかしい思いをするだけ。それでもこれだけ大事となったからには、起用した局が“完全スルー”すれば視聴者から叩かれるのは確実です。彼女が恥を受け入れて図太くかわせられるかが完全復活のカギとなるでしょう」
「GINGER」でも写真のことには触れていなかったが、テレビで「新しい香里奈」を見せるには、まずは「古い香里奈」を見せなければならないようだ。