メンタリストのDaiGoが8月2日、都内の書店で初めての出版イベントを行った。6月に発売した著書「限りなくクロに近いグレーな心理術」(青春出版社)についてのトークショーだった。
「通常はその場で購入したサイン本をタレントが手渡しする。アイドルの写真集などは購入した冊数によって、握手したり、ツーショット写真を撮ったりの読者サービスが行われるため、何千人もの行列ができることも。今回はこのイベントの模様を、最近DaiGoがハマっているニコニコ生放送で公開生放送するという趣向だった。ビジネス本のジャンルでありながら、定員100人の観客募集が2日ではける人気ぶり。著書の累計発行部数が80万部突破のベストセラー作家だけのことはある、と書店担当者が目を丸くしていた」(出版関係者)
この日、会場に押しかけた観客の8割が若い女性。大阪から駆けつけるなど、地方からのファンも多く、美人度も高かった。
「さながら教祖様の独演会といった雰囲気。DaiGoの一挙手一投足に目が釘付け。毎度おなじみのフォークを曲げるパフォーマンスに、「大興奮です。撮影OK、SNS大歓迎だったので、決定的瞬間をスマホで撮影、投稿する人が続出し、盛り上がりました」(居合わせた観客)
イベントでは大盛り上がりだったDaiGoだが、最近はテレビでさっぱり姿を見ない。コンサルタントや講演会を中心に活動しているという。というのも、日本で唯一のメンタリストとして売り出したところ、たちまち売れっ子に。バラエティ番組出演で超多忙なスケジュールとプレッシャーにさいなまれ、精神がズタボロ状態になってしまったという。二度も引退宣言したあげくに翌日取り消すなどの切羽詰まった行動が、炎上商法と揶揄されてしまったことも。
「今年5月、『しくじり先生』(テレビ朝日系)に開き直って出演。これまでの失敗を冷静に見つめ直すことができた。再スタートを切ってからは、ずいぶん気持ちのうえで楽になった様子です。まず断捨離をして、いろんなものを処分したといいます。今、家にあるのは本とベッドと机と猫だけ。細かいものを見えるところに置いておくと、集中力を妨げる原因になるので、まずは細々したものから片付けるようにとか、時間の価値を再評価することによって無駄な時間を削っていける、などと熱弁をふるいました。DaiGoは長電話と打ち合わせの時間が減り、テレビも観なくなり、自分のために使える時間がぐんと増えたそうです」(芸能ライター)
その余った時間で高級ダイエットジムのライザップに通い、ゴルフを始めたという。
「毎食、卵を3個食べるようトレーナーに厳命されているため、スーパーで大量買いする日々だそうです」(前出・芸能ライター)
すっかりいい人に変わってしまったDaiGoだった。
(塩勢知央)