来年のリオ五輪出場権をかけた重要な大会まで約2週間。活躍が期待されるのはエース・木村沙織(28)である。だが、そのFカップ砲はコート外で早くも臨戦態勢に入っていた!
8月22日から開幕する「FIVBワールドカップバレー2015」。参加12カ国総当たりのリーグ戦で、上位2カ国に五輪出場権が与えられるため、一つの黒星が致命傷になってしまう過酷な戦いが続く。
前回大会で全日本女子は4位と好成績を残しているだけに、今大会はさらなる結果が求められている。そんな中、対戦国からマークされているのは、キャプテンとしてチームを引っ張る木村だ。
「スーパー女子高生」として、17歳で全日本女子に初招集されると、12年ロンドン五輪では全試合フル出場して、銅メダル獲得の立て役者になった。その翌年には、トルコリーグの「ワクフバンク」に移籍して海外挑戦。チームの3冠に貢献して、昨年6月から東レ・アローズに復帰している。
実力、実績だけではなく、バレー界NO1なのは、その美貌だ。185センチの8頭身体形、童顔フェイス、笑った時にのぞく八重歯、スラリと伸びた美脚、そして推定Fカップのバストと、アイドル要素を兼ね備えているのだ。スポーツ紙の記者はこう語る。
「トップ選手でありながら、取材中に偉ぶるようなことはなく、負けた試合でも丁寧に質問に答えてくれます。木村が出場する試合会場には、ふだんより観客席にカメラを構えるおじさんが多いですね」
バレー専門誌「月刊バレーボール」の表紙を11年9月号から14カ月連続で飾るほど、その人気は不動のものである。
しかし、コート上の雄姿とは裏腹にキャラは天然。「アドレナリン」と言おうとして、「ヘモグロビン」と間違って発言したり、スポーツ番組で、全日本のチームメイトだった狩野舞子に、風呂場での逸話をこう暴露された。
「1人でゲラゲラ『間違えた』と笑い転げてて、何かと思ってみたら、ブラに足を通していたんです」
そんな木村の“魅力的な素顔”を、先日、たまたま記者の一人も至近距離で目撃していた。
JR赤羽駅に向かうバスに乗っていた記者が、西口駅前のロータリーで降りようとしたところ、全日本バレーの合宿で使われる「味の素ナショナルトレーニングセンター」に向かうバスに木村が並んでいたのだ。記者が、その姿に目を奪われて、バスから降りるまさにその時──。
「有名なのに変装するどころか、下はジャージに、上は『JAPAN』の文字が入ったノースリーブの練習着。すぐにわかりました。さらに、バレーボールサイズのバストが強調されて、周囲の目はそこに‥‥。降車する時に、バランスを崩してよろけてしまったんです。気づくと目の高さに木村選手の“ボール”が突き出ていて、思わずブロックしそうになったのですが、すぐに『す、すみません』と謝ると、『大丈夫ですか?』と爽やかなほほえみで心配してくれました」
気遣いも一流だった“さおりん”。W杯バレーでの活躍に大いに期待したい!