年末の「政界引退」を控えた8月下旬、党内の問題で、維新の党からの離党を発表した橋下徹大阪市長。
政界引退表明後も依然として強い発言力を保っている橋下市長だが、各界から何より注目されているのは「その後」の活動である。
8月に行った街頭演説では「引退後は本や有料メルマガで8年間の政治活動で知ったことを書き、お金儲けしたい」と宣言。タレント復帰の可能性も十分にあり得る状況で、民放テレビ各局は市長に早くも「出演オファー」を届けている。
そんな中、「先日、テレビ朝日が市長にクイズ番組の出演オファーを出して断られたみたいですね」と証言するのは在京キー局のディレクターである。
「橋下市長が断ったというのは、テレ朝の『THE 博学』という番組。舛添要一都知事や、橋下市長とも仲の良いホリエモンも出ているガチンコのクイズ番組。旧知の同局関係者が退任直後の出演を依頼したようですが『出ませんよ』と一蹴されたそうです」
8年間の政治活動を経て、国内屈指の人気者となった橋下市長。政界を引退しても、茶髪でサングラスのスタイルに戻ることはなさそうである。
(白川健一)