8月31日に放送されたテレビドラマ「恋仲」(フジテレビ系)第7話の視聴率が10.6%だったことがわかった。同ドラマは前回、9.5%と数字を落としていたものの、再び2桁台へと盛り返した。
「今期のフジテレビは、ほとんどのドラマで視聴率が下り坂の中、『恋仲』だけは比較的安定した数字を記録しています。前回は裏番組に、DAIGOの24時間マラソン特番が放送された影響もあり数字を落としましたが、今週は10.6%を記録し、同局で唯一の2桁作品となりました」(テレビ誌記者)
そんな第7話は主人公を演じる福士蒼汰が終盤、ヒロインの本田翼をライバルの野村周平が抱きしめているところを目撃する場面で終了した。
だがそのシーンを見た本田ファンからは「野村周平が本田翼の胸触ってる。泣きたい」「おい、ガッツリ胸触ってるぞ!」「抱きしめ方おかしいだろ! 胸触ってんじゃん!」と激怒する声が相次いだという。
「男性が女性を背後から抱きしめることを通称“あすなろ抱き”と言います。これは1993年のドラマ『あすなろ白書』で木村拓哉が石田ひかりを抱きしめるシーンが話題となり、そう呼ばれるようになりました。今回の『恋仲』でも野村が本田を“あすなろ抱き”したのですが、キムタクは女性の首元に手を回していたのに対し、野村は左手の位置が下の方にあった。そのため、手の平がピンポイントで本田翼の胸を包み込んでいるように映り、一部の視聴者は動揺してしまったようです」(前出・テレビ誌記者)
ドラマでは偶然に手が触れただけかもしれないが、熱狂的な本田ファンにとっては、今回の事態を黙っておくことはできなかったようだ。
(森嶋時生)