「花燃ゆ」の大惨敗からの巻き返しが命題となっている、NHK大河。来年1月スタートの「真田丸」は“視聴率40%男”堺雅人を主役に据えるなど、今から関係者の鼻息は荒い。
そのダメ押しとばかりに、新たなキャスティングが発表されてお茶の間を色めき立たせている。
かなりの重要な役どころとなるはずの石田三成役に山本耕史、大谷吉継役に片岡愛之助が起用されたのだ。
「時代劇とは無関係なところで、まさに旬ですね(笑)。堀北真希とのストーカー婚で一躍時の人となった山本に、藤原紀香との熱愛騒動で上半期のワイドショーMVPともいうべき愛之助ですから。あまりにも色モノといいますか、なりふりかまわないキャスティングです。とくに山本の起用は視聴者には興味を引くでしょう。彼の演技をじっくり見たことがある人は少ないでしょうから」(テレビ誌編集者)
たしかに話題を呼びそうなキャスティングではあるが、早くもニュースを聞いた人たちからは「源氏物語ですか?」「私生活が思い浮かびすぎてエグい」「見たら妊娠しちゃいそう」など、ドラマの内容とは別の方面で注目を浴びてしまっている。
「花燃ゆ」の純真ぶりから一転、NHKは男の艶気でオバサンたちを取り込もうということか。どちらにせよ、堀北、藤原という噂のパートナーが大きな後押しになったことは言うまでもないだろう。
(三崎康太)