フジテレビの“ミタパン”こと三田友梨佳アナが、扁桃腺の摘出手術を受けることを公表した。10月第2週を丸々お休みするとのことで、「直撃LIVEグッディ!」で共演する安藤優子キャスターは、「さらなる美声になって戻ってもらいたい」とエールを送った。
そんな三田アナは術後、あの可愛らしい声が変わってしまうのだろうか? そもそもどんな手術を行うのか。医療ライターが解説する。
「扁桃腺を摘出しても、発声器官への影響は軽微なので、声質はほとんど変わりません。手術では口のなかから扁桃腺を切除するので、傷口が外部に見えることもないですね。三田アナはあえて手術を公表しましたが、黙って手術しても視聴者にはわらない可能性もあるでしょう」
それなら入院も1週間未満のようだし、公表しないでとっとと手術してしまえばよかったのでは?
「手術後はアゴの周りがおたふく風邪のように腫れあがることが多く、収まるまで時間がかかることもあります。また手術中は舌を器具で押さえつけるので、舌が腫れ上がったりしびれたりすることも。これが収まらないと発声に影響するので、声を職業にするアナウンサーだと完全に回復するまでは、元の仕事に戻るのが難しいかもしれません」(前出・医療系ライター)
つまり、予後次第では番組を数週間休まざるをえなくなる可能性もあるわけだ。そうなると、さすがに休養の理由を黙っているわけにもいかないので、あらかじめ手術を公表しておいたほうが都合が良いというのも納得だ。
ちなみに扁桃腺を切除すると、扁桃炎を患う恐れがほとんどなくなり、風邪をひきづらくなるというメリットがある。人によっては慢性的な扁桃炎がイビキや口臭の原因になっていることも。三田アナが手術に踏み切った理由は不明だが、手術を機にアナウンサーとしてのさらなる活躍を期待したいものだ。
(白根麻子)