先日から世間を騒がせている人気グラドルの“お手当て”契約騒動。この騒ぎはグラドル業界全体にも激震が走ったことは言うまでもない。中でも、ストレートに被害をこうむったと言われるのが、日本テレビのイメージガール「日テレジェニック」の受賞者たちだ。
「日テレジェニックとは日本テレビの企業PRのため活動しており、毎年6人ずつ選出されていますが、渦中の人気グラドルは今年度の受賞者。この騒動を報じるメディアはこぞって、同コンテストでの経歴をプロフィールとして紹介。そのため、不名誉な形で同コンテストが世の中に浸透してしまったんです。かつては、加藤あいや小倉優子などを輩出。芸能界でのブレイクを目指すグラドルにとっては登竜門のようなコンテストでしたが、一気に暗黒イメージに落ちましたね」(週刊誌記者)
たとえば先日、女優の内田理央が来年公開の映画「血まみれスケバンチェーンソー」で初主演を務めることがアナウンスされているが、その初主演作ではお尻が見えるフンドシ姿を披露。その惜しみないセクシーさで話題をかっさらうはずだったというのだが‥‥。
「彼女は仮面ライダー作品に出演するなど、女優志向が強い。過激なグラビアは他と比べると抑え気味でしたが、内田も2010年の日テレジェニック受賞経歴の持ち主。当然ながらその勲章も大々的に紹介されているため、今回の騒動の煽りを受けまくりです。『血まみれスケバン──』では初主演作ということで、意を決して挑んだフンドシ姿も『ビッチ臭がスゴい』のひと言で片づけられる始末です」(エンタメ誌ライター)
ネット上でも「日テレジェニックってもはや枕営業イメージしかない」「内田さんも10万円なの?」「あのコ以外の受賞者も‥‥って思う」と、風評被害は拡大する一方だ。
日テレならびに同コンテストの受賞者にとってはとんだトバッチリ。過去の受賞者はプロフィールから受賞暦を削除するのでは、と話す業界関係者もいる。今回の騒動は日テレジェニックの存続すら危うくしているようだ。
(佐伯シンジ)