HKT48の指原莉乃が、11月11日放送の「HKT48のおでかけ!」(TBS系)にて、子猫を飼い始めたことを明らかにした。指原は収録中にも「もう早く帰りたい!」と言い出すなど、その溺愛ぶりを隠さなかった。そんな芸能人のペット事情について週刊誌記者が語る。
「芸能人の場合、一人暮らしの寂しさを紛らわすために飼い始めるケースが多いですね。ただ時間が不規則な仕事のため、家にペットを置いていくのが難しいこともあり、その世話が大きな課題となります。売れっ子芸能人だと、マネージャーの大事な仕事の一つがペットの世話だったりするほどです」
ちなみにペットを飼うのはほとんどが女性タレント。また室内での飼育が前提なため一番人気はやはり猫で、次いで小型犬となる。それらのペットはブログに登場することも多く、中川翔子の愛猫は「おまかせマミタス」というアニメになったほどだ。
だがペットを溺愛するあまり、眉をひそめるような行動をしてしまうタレントもいるという。
「問題は仕事の現場にペットを連れてくるケースです。ペット自体はおとなしいのですが、本人がペット離れできていないためか、楽屋に閉じこもりっきりになりがち。そのため制作スタッフとの意思疎通が薄くなるのが難点になります。また、本番中にはマネージャーやヘアメイクが世話をするため、収録時の迅速な対応を妨げることも。なかには動物嫌いの共演者やスタッフもいますし、雰囲気が悪くなることさえありますね」(前出・週刊誌記者)
たしかに職場にペットを連れてくるのは、褒められた行為とは言えないだろう。ただ、ペットの存在になごむ人もいるので、マイナスばかりではないかもしれない。だが、もうひとつ別の問題があると雑誌編集者が指摘する。
「ペット同伴のタレントがその後、休業してしまうことが多いのです。自身のブランドを立ち上げていたWや、人気芸人との結婚騒ぎが話題になったMなどもそうで、ペットを飼っていないタレントより割合が高いというのが実感です。心の寂しさを紛らわすためにペットを飼っていたのに、結局その寂しさに負けてしまったのかもしれません」
どうやらペットを飼うタレントには、気持ちの上で黄信号が灯っている人も少なくないようだ。さすがにしっかり者の指原は大丈夫だと思われるが、ブログにペットが登場し始めたタレントは、その後の動向に注目かもしれない。
(金田麻有)