スポーツ

イチローとまったく同じ!羽生結弦がたどり着いた「絶対王者の境地」とは?

20151203hanyu

 フィギュアスケートGPシリーズNHK杯で、前代未聞の世界歴代最高得点を記録した羽生結弦選手。世界のトップを走る羽生選手が、改めて世界のナンバーワンであることを見せつけた。

「フリー演技の前、2位となった中国の金博洋選手が成功こそしなかったものの4つの4回転に挑んだプログラムで高得点を取った演技終了後には『見ていろよ』と心の中で誓ったと報道されました。普段から自分を鼓舞する強い言葉は使いますが、ライバル選手を直接意識した言葉で答えることはない羽生選手。あの言葉には、06年WBCのアジア予選でイチロー選手が語った言葉と同じ、“王者のプライド”が込められていたように思います」

 とは、ある総合誌スポーツ担当記者。それは、後に語り継がれることにもなった「今後30年間、日本には絶対勝てないと思うようにしてやる」という言葉だ。

「『見ていろよ』という言葉には、今年シニアデビューの金選手にいい気にはさせておかない。次世代のトップ選手との呼び声も高い選手に、シニア参戦の端緒に完膚なきまでに叩き潰して『絶対に勝てないと思わせる』という思いが込められていたのではないでしょうか。天才ならではの、そして絶対王者だからこその言葉ですね」(前出・総合誌スポーツ担当記者)

 だが、羽生自身も語っているように「世界最高得点」を叩き出したこれからは、まさに自分自身との闘いだ。そんな彼は同時に「他人の記録を塗り替えるのは7割、8割の力でも可能だが、自分の記録を塗り替えるには10以上の力が必要だ」というイチローの言葉を噛みしめているのではないだろうか。

(芝公子)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏