年末年始はタレント同士で豪華料理を争うクイズ合戦や、人気料理のグルメレポート番組などが花盛り。そんな番組を観ていて思うのが、芸能人の“食レポ”の上手い下手。
食レポの上手い芸能人ともなると、その食べっぷりもさることながら、何気なく発したコメントの端々に「この人、表現がうまいなぁ」と関心させられることもしばしばだ。
しかし、なかには食レポが下手な芸能人もいる。ネット上でよく指摘される“食レポが下手な芸能人”を芸能ライターがこう話す。
「最近指摘が多いのはタレントの杉浦太陽。いつも『うまっ!』と言うだけの感想は『どう旨いのかわからん』『それぞれの食材の味の特徴が伝わってこない』と不評です。また、犬食いのはしたなさも注意されています。ちなみに勝俣州和やバナナマン・設楽の『うまっ』も同様の指摘が多いですね」
続いては、意外にもこんな芸能界のベテラン勢の一人があがっている。
「MCも起用にこなすタレントの中山秀征です。彼は目を閉じてじっくりと味わう仕草がおなじみなのですが、『ワンパターン』『どんな味なのかさっぱりわからない』という批判が多いです。また、このリアクションについて『寒気がする』と嫌悪感すら抱く人もいますね」(前出・芸能ライター)
続いては最近活躍が目覚ましい。タレントでモデルのマギー。
「モデルのマギーに対しては、普段からスムージーや野菜サラダなどのヘルシー食ばかりを食べている印象なのか『ホントに味の違いがわかってる?』『説得力がない』『カロリー高いんだから無理して食べるな』というツッコミが‥‥」
その一方、「この人の食レポは秀逸!」と言われる人も。
「例えば珍しく女性で名前があがるのが、ギャル曽根。彼女は本当においしそうに食べるので『見ていて気持ちがいい!』という意見が多数。大食いタレントですが食べ方が汚くないのが好印象の要因のようです」
“食レポ”はタレントの登竜門。しかも新たな表現方法を開拓すれば、それだけで仕事も倍増するだけに、料理とはいえ“舐めてはいけない”仕事なのである。
(佐藤マコト)