音楽特番でにぎやかになる12月。「FNS歌謡祭 飛天」「FNS歌謡祭 THE LIVE」(いずれもフジテレビ系)、「日本有線大賞」(TBS系)がすでに放送され、今後も「MUSIC STATION SUPER LIVE」(テレビ朝日系)、「日本レコード大賞」(TBS系)、「NHK紅白歌合戦」(NHK)、「CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ」(TBS系)など、今後も人気音楽特番が目白押しだ。
その全てに出演するのが、今年初の全国ドームツアーを開催して120万人を動員した超人気グループ・三代目J Soul Brothers。
三代目JSBは14日に放送された「日本有線大賞」でもみごとに大賞を受賞。日本レコード大賞の最有力候補とも言われ、圧倒的な存在感を放っているわけだが、その“評判のいい”と言われる歌声にも毎回のように注目が集まっている。ところが現状は、彼らの歌唱中にツイッター上ではある言葉が定番のように飛び交っているのだ。
「ボーカルの今市隆二からまったく声が出ていないという書き込みが殺到しています。そのため『聞いてるのがしんどい』『口パクにしてくれ』など、苦情も多い。そういった批判するユーザーに対して、ファンたちが必死に今市の不調をフォローするところまでが一連の流れで、歌番組が放送されるたびにそれが繰り返されているのが現状です」(音楽ライター)
ファンが今市の声がなかなか本調子に戻らないことを相当心配しているのは確かなようだ。
「今年の夏あたりからノドの不調を指摘されている今市ですが、その不調の原因はやはり酷使しかないと関係者は見ています。今年5月から10月にかけて行われた全21公演のドームツアーでエネルギーを完全消費、さらにその合間に歌番組やその他のライブイベントが容赦なくスケジュールに組み込まれていたことで、消耗品と言われるノドを休ませる暇がまったくなく、気づいたらここまでの悪化に繋がってしまった。しかもツアーを10月中旬に終えて、現在はハイペースで歌っているわけではないのに、2カ月経った今でもその歌声は不調のまま。むしろ、さらに悪化しているようにも聞こえますね」(前出・音楽ライター)
この予想以上の深刻な状態に、「歌手生命の危機」だと危惧するファンも続出しているようだ。EXILEファミリーのファンからは「ATSUSHIにも匹敵する」とも言われたあの美声が再び聴ける日はやって来るのか‥‥。
(本多ヒロシ)