12月17日に放送された篠原涼子主演のドラマ「オトナ女子」(フジテレビ系)最終回の視聴率が、9.2%だったことがわかった。同ドラマは、全放送視聴率1ケタという厳しい結果に終わった。
「篠原といえば、主演ドラマを軒並みヒットさせる視聴率女王だと業界では呼ばれていましたが、今回『オトナ女子』の失敗で、そのイメージがついに打ち砕かれることとなりました。この結果に、今後は篠原サイドが、フジテレビのドラマを敬遠しても不思議ではありません」(テレビ誌記者)
そんな「オトナ女子」といえば、11月に一部週刊誌で報じられた「鈴木砂羽、舞台裏でのブチギレ事件」が話題となった。記事によると鈴木は、台本に関してスタッフと揉めたり、ドラマで着用する衣装について「こんなダサい服、着てられないわよ」と激怒していたという。
しかしこの件について彼女は、自身のインスタグラムで「週刊誌さまが何やらまたワタクシのことを書いて下さいました。こりゃー、一言で言うと『マジ、ない!』ですね」と否定。だが最終回が放映されると、視聴者の間で報道は事実だったのではないかという疑惑が深まったという。
「ドラマで鈴木は、3人の子供を持つシングルマザーの役を演じました。その中で序盤は、篠原、吉瀬美智子ら主要人物3人での女子会シーンが頻繁に挿入されていましたが、主婦役の鈴木と、独身を謳歌する他の女優との、衣装格差が浮き彫りになるためか、後半はそのシーンが激減。また最終回でも鈴木の出番はわずかで、数少ない出演の授業参観シーンでは、突然、小奇麗すぎる衣装で登場するなど不自然さが目立った。そのためネット上には『あのブチギレ報道はマジだったのでは?』という意見が殺到。多くの視聴者は、本編よりも制作の裏側ばかりが気になって集中できなかったようです」(テレビ誌記者)
近年、低視聴率が話題となった「夫のカノジョ」(TBS系)や、今回の「オトナ女子」など、一筋縄では行かないドラマへの出演が相次ぐ鈴木。次回の出演作では、平穏に最終回を迎えることができればいいのだが‥‥。
(森嶋時生)