2月21日に放送された堺雅人主演の大河ドラマ「真田丸」(NHK)第7話の視聴率が17.4%だったことがわかった。
「初回視聴率19.9%だった『真田丸』は、2話で20.1%の大台を記録。しかし以降は徐々に数字を下げ、6話の時点で16.9%となっていましたが、今回は17.4%とわずかにアップしました。昨年、井上真央が主演した『花燃ゆ』は、7話の時点で11%だったことを考えると、まだまだ高い数字です」(テレビ誌記者)
そんな「真田丸」は、第3話から長澤まさみ演じる“きり”が登場し、主人公の幼なじみを演じている。だが長澤の出演シーンが増えていくにつれ、彼女の役柄に対する視聴者からのバッシングが強くなっているという。
「脚本家の三谷は、時代劇ながら長澤に現代語を言わせることで、若い世代を取り込むという意図があるようですが、やはり不自然さが目立ちます。さらに彼女の役は、ワガママで足手まといというだけでなく、ヤンキーのように口も悪く、視聴者からは大不評。そのため出番の多かった7話終了後、『長澤の役が無理で脱落した』『もう来週からは観ない』と、視聴をやめるというコメントが殺到しています。このままだと、来週以降は視聴率が激減する可能性があるでしょう」(前出・テレビ誌記者)
大河ドラマは「功名が辻」、「天地人」に続いて3作目の長澤。今後、彼女がドラマの中で成長していくことで、視聴者から受け入れられる日は訪れるのだろうか。
(森嶋時生)