法律違反の薬物で逮捕され、野球人とは思えない「黒い人脈」が明らかになっている清原和博容疑者。怪しげな人々とお近づきになる際に利用したのが、みずからのサインだ。逮捕された売人の小林和之容疑者の家にも、清原のサインがあったことは報じられているが、いわゆる“闇の住人”の方々にもサインを配りまくっていた。関東を拠点にするある組織幹部が言う。
「初めて清原に会った時に、ヤツは『お近づきのしるしに‥‥』と言ってサインバットを持ってきた。『他のとは違って、公式のバットにサインしたから、価値が違う』とか言ってたな」
そう言って、携帯に残された画像を見せられると、確かに清原がバットを片手に、この幹部と笑みを浮かべていた。
「でも、薬物で逮捕されてしまって、こんなバットも二束三文、まったく価値なんてなくなったんじゃないのか」(前出・幹部)
現在、ヤフオクに出品されている清原のサインバットは5万円の値がついている。決して悪くない値段だ。
「お返しに組織名の入った名刺入れを清原にあげたんだけどさ、家宅捜索で警察に押収されてんだろうな。参ったよ」(前出・幹部)
清原の闇社会とのつながりは計り知れないのだ。