そのサマンサ軍団をライバル視するのは「テーラーメイド軍団」。テーラーメイドのクラブやボールを愛用する美女グループは、江澤亜弥(21)、松森彩夏(21)、永峰咲希(20)、大西葵(21)ら若手で構成される。
中でも肉食系長身の松森は、今季開幕戦で堂々の3位タイ。昨季は予選落ち19試合と粗削りな面が露呈したが、ゴルフ評論家・宮崎紘一氏は今年の飛躍に期待を寄せる。
「今年は横峯の元専属キャディとコンビを組むなど、欠点の克服意識がうかがえます。初戦の最終日にしても、最後にバーディで3位タイにふんばったところにハートの強さを感じた。楽しみですよ」
オフにはグアムで1カ月のロング合宿。大好きな焼き肉でパワーアップした松森だが、気になるのがプライベートだとか。テーラー美女と酒席を共にしたツアー関係者が話す。
「陽気な天然タイプで、お酒が入ると体に触れてくるんだよね(笑)。ニーソックスが似合う、ちょっとMっ気がある子で、男からの強いアプローチには弱いタイプですよ」
昨年は藤田光里(21)が、恋人の専属キャディとの過剰なスキンシップ、コース上での痴話ゲンカなどのスキャンダルを連発し、後半戦で失速したように、オトコが災いするケースは多い。
「藤田は父親の助言も聞かず、今季もコンビ継続。開幕戦で予選落ちしながら米ツアー挑戦を企てるなど、ラブラブです。プライベートが心配といえば、昨年の賞金ランク日本人トップ、渡邉彩香(22)も同様ですね。スポーツ観戦が好きで、サッカー日本代表の本田圭佑やラグビー日本代表の五郎丸歩の大ファン。体脂肪率の低いマッチョ系に弱い。埼玉スタジアムでサッカー日本代表戦を観戦後、『ヤバイです。ナマ(観戦)は違いますね』と興奮状態でした。お決まりの『テレビ番組で共演して熱愛へ』というパターンにハマらなければいいのですが‥‥」(ゴルフ担当記者)
今年は新人にも「強力スポンサー軍団」の注目株がめじろ押し。
「京セラ所属の森美穂(23)は開幕戦から香妻&木戸愛組でのラウンドだったし、上戸彩や米倉涼子が所属する大手芸能事務所オスカープロモーションと契約した大山亜由美(22)の今年1月のお披露目会見には、同じ事務所の剛力彩芽と金子昇が同席。マスコミの取材依頼が殺到中です。脇の甘い新人時代はスキャンダルの宝庫だけに、目が離せない」(ゴルフ専門誌編集者)
デビュー戦で7位と、早くも「飛ばし屋」と呼ばれる森田遥(19)を絶賛するのは、前出・宮崎氏である。
「久しぶりの大型新人ですね。ANAと契約するなんて異例です。彼女は昨年、みずからファンドを設立し、アメリカ遠征費を募って挑戦。野球でいえば、マイナーリーグで戦い、あと一歩のところでメジャー契約を逃しました。タフな環境で自信を深めたと思いますよ」
今年の女子ゴルフ界は、ファンの目をアノ手コノ手で楽しませてくれる「逸材」の宝庫なのである。