3月11日に放送された音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)は、前田敦子らOGが復活したAKB48、今回が4人でのラストシングルになるKAT-TUN、さらにロンドン五輪開会式の音楽監督を務めたイギリスの音楽ユニット「UNDERWORLD」など豪華9組のアーティストが出演。その大トリを飾ったのが、現在大流行中の楽曲「PERFECT HUMAN」を披露したオリエンタルラジオが率いる話題のダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」だった。
自称“PERFECT HUMAN”の中田敦彦は「緊張していた」と振り返っていたが、肝心のパフォーマンスは大成功。ラストのサビの繰り返しは多少カットされていたが、ほぼフルコーラスを披露してキレキレのダンスで、共演者たちもノリノリに。
ツイッター上では「普通にカッコいいし、音楽番組に出ていることに違和感がなかった」「そこらへんのアイドルよりダンスの精度も高くてビックリした」「間違いなくこの日の主役はRADIO FISH」と大絶賛されている。
そんなアゲアゲな状態の同ユニットは、5月25日に「PERFECT HUMAN」含む9曲と同楽曲のカラオケバージョンを収録したアルバムをリリースすることを発表。
アルバムはDVD付きのType-Aと、CDのみのType-Bの2形態を発売。Type-AのDVDには「PERFECT HUMAN」他2曲のミュージックビデオ、さらに振付映像、グループのドキュメンタリー、ライブハウスでのライブ映像など、本物のアーティストさながらのてんこ盛りの内容となっている。
ただ、ネット上ではどうしてもある疑問が上がっている。
「なぜシングルではなくアルバムなのかということです。確かに『PERFECT HUMAN』は流行っていますが、RADIO FISHで世間に知られている楽曲はこれだけ。『PERFECT HUMAN』のシングルをリリースしてほしかったというのが大半の意見です。ユニットの結成自体は14年末からで、楽曲のストックもあるので、いろいろな出費をペイするためにアルバムでリリースしたい気持ちもわかりますが、最初から欲張り過ぎな気がします」(音楽ライター)
はたして、「PERFECT HUMAN」以外にクリティカルヒットする楽曲が出てくるだろうか?
(田村元希)