芸能

オリラジの「PERFECT HUMAN」を生んだのは彼らの鋭い嗅覚だった!?

20160310oriraji

 オリエンタルラジオのリズムネタ「PERFECT HUMAN」の勢いが止まらない。2月13日に「ENGEIグランドスラム」(フジテレビ系)で披露されてから1カ月が経つというのに、iTunesのランキングでは6位にチャートインし、ユーチューブの公式動画は1500万回も再生されている。そんな彼らのネタ(?)について、お笑いに詳しいライターはこう推測する。

「同曲の長さはジャスト3分で、お笑い番組の持ち時間にぴったりハマるよう計算されています。そもそもこの手のリズムネタは2000年代のネタ番組で確立されたジャンルであり、オリラジはそこでブレイクした芸人の代表格。そんな彼らがきっちりとパッケージ化されたリズムネタに回帰したのは、ネタ番組が復活する流れを先読みしたからではないでしょうか」

 たしかに「エンタの神様」(日本テレビ系)や「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)といったネタ番組からブレイクしたお笑い芸人は数多い。それらのネタ番組ブームは2010年に終焉したが、6年経った今、再びネタ番組が増えつつあるようだ。最近のお笑い番組事情を前出のライターが解説する。

「それこそ『ENGEIグランドスラム』もそうですし、昨年9月に続いて3月9日にも放送された『お笑いカードバトル 笑札』(日本テレビ系)も若手芸人を集めたネタ番組。今は単発の番組で視聴者の反応を見ている段階でしょう。そのうち大型のネタ番組がレギュラーで復活し、毎週のように『PERFECT HUMAN』を聴くことになるかもしれません」

 お笑い番組では制作費を抑えることができ、コスト削減が急務のテレビ局にとってもありがたい存在だ。そんなテレビ局の意向をオリラジが嗅ぎ取っていたのであれば、ネタの出来栄えよりもその嗅覚こそが、彼らが何度もブレイクできる理由と言えるのかもしれない。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
4
「子供じゃないんだから」佐々木朗希が米マスコミに叩かれ始めた「温室育ち」のツケ
5
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」