3月15日に放送されたドラマ「ダメな私に恋してください」(TBS系)最終回の視聴率が10%だったことがわかった。同ドラマは出演者の熱演が好評を博していた。
「『ダメ恋』は全話を通して高視聴率というわけではありませんでしたが、深田恭子の若々しい演技や、ディーン・フジオカのドS演技などが話題を呼び、固定ファンを獲得。その結果、大きく数字を落とすこともなく完走しました。放送後も『ダメ恋』ロスと呼ばれる、終了を惜しむ視聴者が続出しているため、続編が作られる可能性もあるでしょう」(テレビ誌記者)
最終回のラストは、ヒロイン演じる深田恭子と、彼女が思いを寄せる相手役のディーン・フジオカが熱いキスを交わし、ハッピーエンドで物語は幕を閉じた。
しかし最終回のあるシーンが、実在の事件を想像させると、視聴者の間で話題になったという。
「ドラマの中で深田演じる主人公が帰宅途中、偶然すれ違った怪しい男から声をかけられ、家まで執拗に追いかけられるという描写がありました。そのシーンが現在、ニュースで報道されている劇団員の殺人事件と状況が酷似しており、さらに放送直後のニュース予告でも、その事件が伝えられたため、ネットでは『ドラマのストーカーがあの事件と重なって怖すぎる』『こういう状況で殺されたのだろうと頭に浮かんでしまった』『恋愛ドラマなのにゾっとした』とドラマの内容に恐怖する視聴者が続出しました」(前出・テレビ誌記者)
今期、女性視聴者から圧倒的な支持を得ていたドラマ「ダメ恋」。そんな中、この最終回を観て、女性の1人暮らしの危険を改めて考える視聴者も多かったようだ。
(森嶋時生)