3月5日に放送された「有田哲平の夢なら醒めないで」(TBS系)に、バラエティ番組では実に9年ぶりの出演を果たした松本莉緒の発言が、波紋を呼んでいる。
「松本は現在、女優、そして2015年からはホットヨガのインストラクターとしても活動していますが、芸能界の仕事はしばらくセーブしていたといいます。今回、その理由となった20代で起きた“ある経験”を明かしたことが、大きな話題となっているんです」(テレビウオッチャー)
松本は当時、芸能界で自分が望んでいた仕事に近い人物から、「アラブの王族がいるんだけど、その王族からの指名だから来て」と誘われ、クラブのVIPルームへ行ったのだが、部屋に着くやその人物が「端っこに座っているあの人が一番お金持ってるから、莉緒ちゃんあとはよろしくね」と、帰ってしまったのだという。その時、松本は「これはヤバいと思って5分で非常階段から逃げた」そうで、「そんなことで仕事をもらわなきゃいけないなんてしょうもないし、精神崩壊した」と、以後は芸能界から距離を置くようになったのだという。
この番組を観た視聴者からは、SNSなどで〈つまり芸能界に残ってる連中ってのはそういう接待を続けてるっていう証言でもある〉〈芸能界では日常茶飯事の世界か。改めて怖い〉など、衝撃を受けたコメントが寄せられた。
「こうした芸能界での“接待”や“営業”はよく言われる話ですが、実態は闇に包まれている。松本は今回、その一端を暴露したわけですが、彼女の20代といえば、前半は精神的なストレスを理由に芸能活動を休止後、事務所移籍のトラブルで松本恵からの改名を余儀なくされ、ようやく活動を再開させた時期。おそらく、そうしたドタバタの中で巻き込まれた出来事だったのだと想像されます」(夕刊紙記者)
芸能界で生き延びることは、つくづく難しいようだ。