テレビ東京「おはスタ」のマスコットガール「おはガール」の一員だった現在フリーアナウンサーの平井理央や、元モーニング娘。で、現在はテレビ東京で活躍する紺野あさ美アナなど、タレントやアイドル出身の女性アナウンサーは意外にも多いのだが、ついにあのAKB48グループからもアナウンサー職にチャレンジするものが現れた。
そのメンバーが、10年4月から昨年3月まで関西を拠点に活動するNMB48のメンバーだった村上文香(あやか)だ。村上は同グループに2期生として加入し、2期生メンバーが選ぶグループの「勉強王」にも輝いている実積があり、グループ初の現役大学生メンバーになっていた。
そんな村上だが、4月からNHK大津放送局の新年度キャスターとして発表され、滋賀県域で放送される朝のニュース番組「おうみ発630」に出演。同局の年間キャンペーン「しが!!応援宣言」のコーナーに登場予定だ。
「グループ卒業発表時もアナウンサーになることが夢だと話していただけに、それが叶ったことは素晴らしいと思います。ただ、この時期からの起用が発表されているということは新入社員ではなく、契約キャスターとしての出演でしょうね。契約アナウンサーは局員と比べれば年収も大きく差がありますし、契約期間も当然ありますから、まだ安心するのは早い。NHKは民放ほど肩書きが武器になりませんし、今度は実力で周囲に認めさせることが重要でしょう」(芸能誌ライター)
とはいえ、AKBグループOGとしては初代女子アナであることは間違いなし。卒業生の新たな可能性を示してほしいところだ。
(石田安竹)