3月23日に発売されたアサヒビールの新商品「アサヒ・ザ・ドリーム」は、同社7年ぶりの新商品だ。そのCMキャラクターに起用されたのが、日本ラグビー界のスター・五郎丸歩である。
昨年のラグビーW杯を機に一躍、全国に名をとどろかせるアスリートとなり、テレビやイベントへの出演が激増。その勢いが衰えぬまま、ついに超大手企業のCMにまで出演となった。CM制作関係者が言う。
「五郎丸のCM契約料は約2000万円。社員として所属するヤマハ発動機ジュビロでの年収は1000万円ほどだといいますから、その2倍ということになります。彼は現在、世界最高峰リーグ、スーパーラグビーのレッズ(オーストラリア)でプレーしていますが、ヤマハに籍を置いたままの期限付き移籍で、プロ契約ではない。これがもしプロ契約だったら、本人にけっこうな額が入るはずなんですが」
2000万円といっても、丸々フトコロに入るのではなく、一旦はヤマハの「管理下」に置かれるようだ。
サッカー日本代表の本田圭佑や香川真司、女子サッカーを引退した澤穂希のCM契約料は4000万円ほどだというが、
「五郎丸のイメージは彼ら以上にいいと言える。このアサヒビールでの“成功”を機に続々、オファーが舞い込むかもしれません。やがては五郎丸も本田らの金額に近づくことでしょう」(スポーツライター)
CMでもスター街道をまっしぐらの予感である。