6月7日、都内の高校に侵入し、女生徒の制服などを盗んだとして、窃盗罪および建造物侵入の罪に問われていた、元お笑いコンビ・キングオブコメディの高橋健一被告が、保釈金200万円を納付し釈放された。
過去の“余罪”も次々に暴かれ、アンダーウェアや制服を愛好する趣味がバレてしまった高橋だが、一方でこのところ元相方の今野浩喜の活躍が注目を集めてきている。
「キモカワ系ルックスの今野は役者として引きが強く、NHK大河ドラマ『真田丸』にも出演しています。コンビ当時、ネタ作りの主導権を握っていたのは高橋だったので、これまでお笑い番組に出るのは控えめでした。ただ最近、大喜利バトル番組の『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)に出演が決まり、役者と芸人の両輪で評価はうなぎのぼりです」(お笑いライター)
自業自得とはいえ、元コンビ間の格差は広がるばかり。しかし、そんな高橋にも、芸能界復帰のための“蜘蛛の糸”が差し伸べられた。
「5日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)に大川興業の大川豊総裁が出演。高橋について“確実にウチでリサイクルできる”と発言し、受け入れる姿勢を見せたんです」(前出・お笑いライター)
「人を刺したやつもオーディションに来た」(大川談)というから、“制服ドロ”くらいはどうということはないようだ。江頭2:50らが所属する大川興業は、「伝説を残す」ことを目標に北朝鮮やパレスチナにも渡航して活動する異端のお笑い事務所。世界の紛争地域で笑いを取ることができたら、高橋のミソギも完了したといえるのではないだろうか。