日本テレビの名物アナだった葉山エレーヌ(33)がインターネット事業部に異動となり、事実上の「引退」となった。会社の人事に左右されるのは局アナの宿命だ。「私を飛ばさないで~」と局内で歓心を買う美女アナたちの「肉弾営業」の現場をナマ中継する!
気になる局内事情を日テレ関係者が明かす。
「異動の内示を受けた葉山アナは、断固拒否の構えを見せたようです。結果的にアナウンサーとの兼任という形に収まりましたが、アナ時代は社内をうろついて『私を使って!』と営業していただけに、今回の“左遷”は相当ショックだったようです。彼女はシングルマザーの身なのでフリー転向は考えにくい。いずれにしても地上波から“消える”のは間違いありません」
現在、テレビで華々しい活躍を見せる女子アナたちも明日は我が身と危機感を募らせているという。芸能評論家の三杉武氏が語る。
「かつて女子アナの主たる仕事であった情報番組のMCにしても、近年では女性アイドル、女芸人などが進出してきています。フリー転向組の苦戦を見ても、女子アナたちの活躍の場は狭まっているのが現実。今後は、ますます彼女たちの“営業力”が試されるでしょう」
フジテレビのエースだった加藤綾子(31)も営業努力を惜しまなかった。広告代理店社員が言う。
「亀山千広社長ら上層部のお気に入りでしたね。よくスポンサー企業との会食に駆り出されていました。どんなに多忙でも、イヤな顔を見せなかった。美人だけでなく、オヤジウケもいいから接待要員としても貢献していたようです」
カトパンの後継者と目されているのが、山崎夕貴アナ(28)だ。一時期は「めざましテレビ」のメインMCへの抜擢もささやかれたが、
「『ノンストップ!』で共演している設楽統さんが『オレから山崎を奪わないでくれ~』と大反対。結果、曜日限定のレギュラーに落ち着いたそうです。山崎アナをかわいがる大物タレントは多い。キー局の女子アナにしては珍しく地方大学の出身で、朴訥としたキャラが好かれる要因ではないでしょうか」(編成スタッフ)
山崎アナの飾らないキャラはロケ現場でも目撃されている。
「決して有名人ぶることなく、タクシーをほとんど利用しない。常に電車で移動しているのは有名な話です」(番組関係者)
先日、夜の街でロケを終え、見かねたスタッフが車で送ろうと申し出ると、
「え~!? いいんですか! 途中までお願いします」
と、笑顔で助手席に乗り込んできたという。
「実はフジの社員は、業務中を除いて外部の人間が運転する車に乗ってはいけないという不文律があるんです。当然、山崎アナも知っているはずなのですが、スタッフの厚意をムゲにできなかったのでしょう」(前出・番組関係者)
禁断の“あいのり”で、大物タレントもコロリ!?