2009年に法律違反の薬物所持で有罪判決を受けた酒井法子が、16年ぶりにコンサートを開催することが明らかになった。このコンサートは、酒井のデビュー30周年を記念したもので、9月22日に東京・江東区のディファ有明で行われるという。
「酒井は薬物事件以降、福祉の学校に通うなど芸能活動は控えていましたが、2012年11月に復帰会見を行い、舞台などを中心にひっそりと活動をしていました。しかし、こうやってコンサート開催を宣言したということは、事件から7年近くたち、これで“謹慎”は解けたという上層部の判断なのではないでしょうか」(女性誌記者)
酒井が所属する事務所の公式HPによると、コンサート以外にも9月には新アルバムも発売する予定であることが明らかになっている。
「酒井は中国では絶大な人気を誇っていて、ディナーショーやイベントなどでたびたび上海や香港を訪れていました。ですから歌手としてのブランクの心配はないでしょう。本人も歌やダンスのレッスンに今まで以上に励んでいて、気合十分な様子です」(事務所関係者)
のりピーファンにとっては、まさに待ちに待ったステージと言ったところ。しかし、この大々的なコンサート開催報告に、ネット上では批判の声もあがっているが、それでも酒井が復帰するのには理由があるという。
「以前所属していた事務所が、ベッキーの不貞騒動で数億円単位の損害を被った。ベッキーは先月ようやく復帰しましたが、それでもCM降板などの穴埋めには、まだまだ追いつかない。酒井が逮捕された際には、当時の事務所が違約金を肩代わりしたとされており、移籍した今も酒井をバックアップしています。彼女が本格的に始動するとなれば、話題性も充分。莫大な中国マネーが動きそうです」(芸能関係者)
酒井は、写真集とイメージDVDに記念品を付けた「記念BOX」を限定2000部で発売。8月には台湾でのコンサートを収録したDVDマガジンもリリースするという。ベッキーより酒井の本格復帰のほうが早くなりそうだ。