6月29日、バラエティ番組「見切り発車バラエティ アガる↑テレビ欄!」(TBS系)が放送された。同番組は、出演者が企画を考えてから、VTRを制作するという実験的な内容だったという。
「この番組は、思わず見たくなるテレビ欄の内容を芸能人が考えるという番組です。そこで採用された内容は後日、実際にスタッフがロケを行い、VTRが制作されます。今回、発案者として出川哲朗、劇団ひとり、小島瑠璃子などがアイデアを番組に提供していました」(テレビ誌記者)
そんな中、“イタズラ”というテーマで企画を考えることになり、まず出川から「人間は尿をかけられたら怒るのか?」という案が出された。その企画を元に出演者らが相談を重ね、最終的に「尿のスイーツを作って食べさせる」というイタズラVTRの制作が決定。
しかし実際に、そのVTRが流れると、視聴者からはドン引きする声が相次いだという。
「番組では何も知らないバイきんぐ・小峠英二が、尿を使ったレモン色のかき氷や、ところてんを食べる様子を、スタジオの芸能人らが楽しむという内容を放送しました。使われた尿はろ過させていたものの、見知らぬ高齢男性が朝一にした2週間分の尿を使用していたため、視聴者から『本気で気持ち悪い』『頭おかしいだろ、この番組』『普通にドン引きしたんだけど』と、辛辣な意見が飛び交いました」(前出・テレビ誌記者)
番組では、NASAと同じ技術を使ってろ過させたことで、尿は水道水よりも綺麗な水質になったと説明した。しかし、例えろ過させたとしても、他人の尿を使うのは気持ち悪いと受け取った視聴者が多かったようだ。
(森嶋時生)