6月に行われたコパ・アメリカでチリに敗れて優勝を逃したアルゼンチン代表。そのショックから抜け出せないのか、代表監督は決まっていない。そんな折、あのマラドーナが監督に立候補したとアルゼンチンのメディアが伝えている。
「アルゼンチンはAマドリードを指揮しているディエゴ・シメオネにオファーを出したものの、金銭面で折り合いがつかず断られたとされています。その後、これといった候補者が見つからないのに業を煮やしたマラドーナが、『ノーギャラでいいから自分がやる!』と名乗りをあげたようです」(サッカーライター)
マラドーナといえば、メッシと同等かそれ以上とも言えるアルゼンチンサッカー界のスーパースター。さぞかし国民も大喜びと思いきや、反応はまったく逆で「タダでもお断り」の声が上がっている。
「選手としては母国にいくつもの栄光をもたらした英雄ですが、監督としてはお粗末なものですからアルゼンチン国民の反応も当然でしょう。2010年の南アフリカW杯では手腕よりも彼の派手なアクションのほうが話題になったぐらいです」(前出・サッカーライター)
メッシが代表引退を発表し、世代交代が急務とされるアルゼンチン代表。マラドーナが率いて迷走する様を見たいような見たくないような‥‥。