楽しいイベントの裏ではファン同士の熾烈な戦いが繰り広げられていたようだ。
7月31日にナゴヤドームでAKB48のチーム8が全国握手会を開催。AKB48のチームの中では一番フレッシュな同チームは最近人気が急上昇中で、同イベントではメンバーとの握手の他にも、ミニライブや直筆メッセージカードの配布などもあり、ファンはおおいに満足したようだ。
しかしそんな中、ミニライブ中にファン同士のトラブルが起こっていた。
「ライブ中にメンバーが観客席に向けてサインボールを投げるファンサービスがあり、そのボールをゲットしようとしたファンの手が近くにいた別のファンの顔面に当たってしまった。それが発端でファン同士のケンカに発展。周囲にいたファンがその様子を動画でツイッターにアップしたことで、かなり話題になっています」(アイドル誌記者)
ケンカがエスカレートし、片方のファンが途中でパイプ椅子を持ち上げて反撃しようとしたところを警備員につまみ出されてしまったようだ。ツイッター上には「サインボール取り合いがガチすぎてヤバかった」「キャッチしようとしたら右手の指を思いきり変な方向に曲げられて多分骨折した」などの物騒なツイートも見受けられている。
「ほかのエリアでも同様の騒動が起きていたようです。サインボールだけでなく、サイン色紙を観客席に投げるサービスをする場合もありますが、その時もファン同士が奪い合って色紙がグチャグチャになってしまうことも多い。安全面を考慮してサインボールの投げ入れ自体を行わないグループも増えていますが、このサービスは廃止したほうがいいかもしれませんね」(前出・アイドル誌記者)
愚かな争いはイベント自体をぶち壊す行為。とはいえ、譲り合って‥‥というのも難しそうだが。
(本多ヒロシ)