元グラビア女王は葉山でセレブ主婦生活 「今でもビキニを着て海で泳いでいます」
キュートなベビーフェイスとたわわなバストで90年代のグラビア界をリードした坂木優子(37)。当時のかわいらしさに大人の色香が加わり、魅力的な妻、そして母となって暮らしていた。
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「子供を育てるなら、海が近くて自然に恵まれたところがいいねと夫婦で話し合いました。自宅から歩いていける距離に海があるので、夏場は私もビキニを着て泳ぎますよ」
坂木が現在住んでいるのは、「葉山の御用邸」で知られる神奈川県葉山町。海水浴場やマリンスポーツの施設に恵まれ、晴れた日には伊豆半島の山々から富士山まで望めるこの地で、夫と小学5年と3年の娘2人とともに暮らしている。
01年に結婚した夫は、葉山の隣の逗子市で3年前からカフェレストラン「リコマナ ハワイアンカフェ」を経営。坂木が接客することもある。古くからの商店街に「新参者」が出店したこともあり、周囲とのつきあいは失礼のないように気を配ったという。
「アイドル時代はバブルの名残もあって頻繁に海外に行き、いいホテルを取ってもらい、おいしいモノを食べるという生活が普通だと思ってました。周囲からチヤホヤもされますしね。その感覚が抜け切れない人もいるんでしょうけど私は普通の主婦としての生活がとても新鮮だったので、ご近所づきあいなどはまったく苦にならなかったですね」
店には食事以外の客も訪れる。ネイルアーティストとしての坂木に爪の手入れをしてもらう人たちだ。
05年から約2年間、夫の仕事の関係でハワイとロスで生活していた時にジェルネイル(樹脂を使用した爪の装飾)の技術を勉強。アイドル時代に自分がやってもらっていたこともあり前々から興味があったという。「帰国後に友人たちに施術してあげたところ、口コミで評判が広まって。おかげさまでリピーターになってくれる人も多く、出張することもあるんですよ。私自身も爪の手入れは怠らないようにしています」
爪だけでなく、体のシェイプにも抜かりはない。週5日、1日30分は、メリハリボディに効果があるといわれるカーヴィーダンスで汗を流す。「体重は怖いから最近ずっと計っていません」と謙遜するが、見た目には、B89・W56・H88の体型はほとんど変わっていないように見える。「最近は娘たちも成長してきて、私のジェルネイルやファッションに興味を持つようになってきました。内面はもちろんですが、外見でも彼女たちの憧れのママでいたいという気持ちは強いですね」
雑誌などに登場した坂木親子を見て長女の芸能界デビューを打診されたこともある。娘自身にその気がなく流れたが、坂木自身はデビューさせてもいいかなと思ったという。「ただ、グラビアタレントをやらせたいとは思わない。自分の娘が大胆に肌をさらすのはちょっと複雑なんですよ。私の両親はよく許してくれたなと思うと、あらためて感謝の気持ちになりましたね」
ならば、やはり「ママ」がもう一度グラビアに‥‥。