アーティストの西川貴教が念願のコミケに初参戦! 東京ビッグサイトにて8月12~14日に開催されたコミックマーケット90(コミケ)の初日にサークル(販売ブース)を出展し、西川自身が同人誌やグッズを販売した。その様子はアニメ好きの仲間として歓迎されていたが、西川目当てでコミケに初参戦したであろうファンに対しては、辛らつな意見が相次いでいたという。コミケ事情に詳しいライターが耳打ちする。
「コミケには様々な決まり事があり、初参加者は事前に各種のルールを頭に入れてくるのがマナー。しかし一部の西川ファンによる身勝手な振る舞いが白い目で見られていました。コミケでは走ることや座り込みは禁止ですが、係員に注意されて逆ギレする姿も。屋外に作られた長大な待機列では周りの迷惑を考えずに日傘を差したり、長時間並ぶことへの不満を言い続ける人もいて、コミケに向いていないんだなと感じましたね」
会場内での撮影では周りの迷惑にならないことを求められているが、西川がサークルに登場すると、我先にとスマホを手に駆け寄るファンが殺到。普段のコミケではありえない混乱も巻き起こしていた。しかも待機列の参加者に対して西川がウチワを配りだすと、列に並んでいないのに「こっちにはくれないのか!?」と文句を言うファンもいたというのだから、開いた口がふさがらなかった人も多いのではないだろうか。
「待機列に並ぶファンの態度で西川への評価が決まるというのがコミケの流儀。ほとんどのファンは行儀よく並んでいましたが、コミケ流に馴染めないごく一部のファンのせいで西川のサークル参加に否定的な声が出るようであれば、なにより悲しむのは西川本人であることは間違いありません」(前出・ライター)
たとえアニメやコミケに興味がなくても、西川本人が深い愛情を注ぐジャンルだと認識してしっかりとルールを守ることは、ファンとしての務めではないだろうか。
(白根麻子)