8月27日、28日に放送された「24時間テレビ39 愛は地球を救う」(日本テレビ系)。瞬間最高視聴率は35.5%で、そのシーンはチャリティーマラソンに挑戦した落語家・林家たい平がゴールした直後だった。
1978年から毎年恒例となっている同番組だが、“チャリティーキャンペーン活動”として行われているため、番組の内容については賛否の分かれるところでもある。
8月31日の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)でも「24時間テレビ」が話題に。同番組は、忌憚のない発言をすることで知られているコメンテーター陣を配していることも魅力の1つ。8月31日のコメンテーターは玉袋筋太郎、室井佑月、蝶野正洋、西郷輝彦。MCは長谷川豊と、「スッキリ!!」や「ラジかるッ」にも出演していた元日本テレビアナウンサーの阿部哲子が務めている。
「『24時間テレビ』の話題になったとき、玉袋が呆れ顔で『偽善番組ね』と、阿部アナに振ったんです。しばし、沈黙があったので、長谷川アナが『元局員ですからね』と助け船を出したんですが、阿部アナは『ちょっとね~』と苦笑交じりに答えたんです。これって、“偽善”を認めたようなもんじゃないですか。びっくりしましたよ」(芸能記者)
今年はチャリティーランナーのたい平を、ゴール直前で時間調整するような場面が映り込み、批判を浴びた「24時間テレビ」。毎年「偽善的」と言われながら、いつまで茶番を続けるのだろうか。