その高畑と「女たちの特捜最前線」(テレビ朝日系)で主演として共演した高島礼子(52)。元夫・高知東生被告(51)が逮捕されたのは撮影中のことだ。高知被告が取り押さえられた時には、ホテルで元クラブホステスの五十川敦子被告(34)と一緒に薬物を使い、何も来ていない状態で寝ているところを踏み込まれた。8月31日に、東京地裁で初公判が行われた際、検察官は、高知被告の供述調書を、
「10代後半の時に東京・原宿のテント村の外国人に勧められ、初めて大麻を使用した。その後、20代となり、ディスコに月1、2回通うようになった。その際に黒人の黒服から覚醒剤を購入して使うことがあり、計10回ほど火であぶる『あぶり』の手法で使用した」
と読み上げ、その長い薬物人生が明らかになった。
「女たちの──」の制作は東映京都だが、この件で高島はすぐに東映幹部に謝罪し、出演辞退を申し出ている。しかし、すでに撮影のほとんどが終わっていて、撮り直すには時間がないという事情もあり、幹部は慰留。この時、高島を、
「あなたのせいじゃないのよ。頑張りましょう!」
と励ましたのが、よもや我が身に厄災が降りかかるなんて思ってもいなかった高畑だ。出演者2人が犯罪者と同居していた呪われた刑事ドラマは、8月25日に全6回という異例の短さで終了した。制作関係者は、こうボヤく。
「理由は低視聴率としています。6回放送して、その後2回をスペシャルにする予定でした。高島さんばかりか、高畑さんの件もありお蔵入り。本来であればシリーズ化して、ドル箱を狙っていたのですが‥‥」
高知被告は拘置所内から離婚届を高島に送り、受理されて離婚となった。逮捕時にはすでに芸能界を引退していた高知被告だが、引退の理由に高島の親の介護をあげていた。
「現在、お父さんの面倒は高島さんが見ています。歩行も困難なので、ヘルパーさんと一緒に食事を作ったり、入浴の手伝いをしているそうです」(芸能記者)
高知被告は今年5月に、横浜市元町などにエステ店を開き経営者に。公判では「現在は無職です」と答えているが、現在、店の看板はすでに取り外され、入り口のドアは固く閉じられたままだ。
「出店にあたって高島さんがお金を出したと言われています。この件で高島さんは弁護士さんに相談していました」(前出・芸能記者)
手切れ金代わりと考えていたのか、高島は離婚後、周囲にこう言っていたという。
「(高知被告が)店をやるなら好きにしていい。援助はできないけど‥‥」
公判で五十川被告は、高知被告とのただれたシャブセックスの感想を赤裸々に明かしている。
「鳥肌が立つほど肌が敏感になり元気になる」
現在、五十川被告は、父が歯科医を経営する実家に戻って謹慎中の身だ。
一方の高島は予定されていた来年放送予定のドラマと旅番組の出演や、インタビューをキャンセルした。
「自分を裏切って愛人をずっと作っていたことが許せなかったようです。精神的にかなり参っていて、仕事を受けることができる状態ではないそうです」(前出・芸能記者)
しばらく表舞台に姿を見せることはできない模様だという‥‥。